未来の食卓を考えよう

未来の地球環境のことを考えて、私のライフワークであるキッチンからエコな環境を整えようと、2011年から東京ガス(株)のエコクッキングナビゲーターになり、環境に優しい料理を実践しています。
石油や石炭、天然ガスなど化石燃料の燃焼などによって排出される二酸化炭素。
この化石燃料のエネルギーを燃やす時に二酸化炭素は空気中に放出されてしまいます。
それが増えすぎると宇宙に放出されるはずの赤外線が放出されずに温暖化の原因ともなってしまいます。
日本は世界でも4番目に二酸化炭素を排出している国の一つだそうです。
そんなことで身近な取り組みとして、まずはキッチンから節水・節電・生ゴミを減らすなど基本的なところからエコなお料理を考え、提供したいと思っています。

まずはキッチンからエコライフを始めよう!

映画「未来の食卓」から

美しい南フランスの小さな村バルジャックで暮らす子供達。しかし、この大自然に囲まれた村でも小児癌や神経障害で悩まされる人々が急増していました。生活習慣病の70パーセントは食習慣にあるといわれています。地球の温暖化、環境破壊など。美しい村で暮らす子供達の未来を守るため村長や村人が立ち上がって、給食をオーガニックにするなどの新しい試みを考案しました。オーガニックの給食や学校菜園での野菜作りを通して自然の味を覚えた子供達は少しずつ変化していきます。この小さな村を通して村長と村人の熱心な働きかけにより、企業の利益を優先する現代の食産業の理不尽さを訴え、小学校の給食を見直し、食の安全を第一に考えた前例のない対策がとられることになるのです。一つの野菜を作るのに、どれだけの化学肥料、農薬が使われているのかと思うとぞっとしますが、すべてをオーガニックにするにはすごい労力と費用がかかることは事実であります。バルジャック村はフランスの小さな村だから実現するのが可能だったのかも知れません。我々にとって給食がオーガニックになり、校庭には菜園が作られ、それを子供達が収穫しつつ、食の安全を学ばせる理想的な教育がなされていると思うと羨ましい限りです。

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