若い頃はバックパッカーでヨーロッパの各国を横断し、その土地のお料理やお菓子などを食べ歩きしてノートに記録したりした。今でも気力はあるが少なくとも2~3ヶ月位休暇を取らねばならないので無理なようだ。そこで 日本にもあるヨーロッパのレストランでまずは勉強してからまた実践に移したい。まずは南欧のポルトガル。鎌倉市大船にこじんまりとして家庭の料理が味わえるポルトガルレストランを発見。ここは「メルカド」というレストランで夫婦で切り盛りしていて忙しそうだ。
小さなレストランだが、本当の家庭料理を提供してくれる。ポルト酒やマディラ酒も充実していて5種類の食前酒を提供してくれた。 干し鱈のバカリャウのグラタン、鰺のフリット、魚介たっぷりのカタプラーナ(ポルトガルのブイヤベースのような感じ)そしてカステラの元祖といわれるパンデロー・パステルデナタ(エッグタルト) など。美味しいものばかり。南蛮貿易後に日本に伝わったとされるカステラ、ポーロ、金平糖などなじみ深いお菓子も多い。ポルトガルに行ったら、地元のお料理とお菓子を食べつつ、ファドというポルトガルの大衆音楽がギターと 共に歌われるバールで、マディラ酒と共にその響きに酔いしれてみたい。
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