チェンバロによるレクチャーコンサート

中海岸の楠山邸にお家コンサートに行ってきました。
今回はチェンバロによるバロックお国巡りということで、レクチャーコンサートを聞いてきました。

バロック時代のイギリス、イタリア、フランス、ドイツなどを旅しながら,作家スカルラッティ、クープラン、ヘンデルなどの曲を奏でるコンサートです。
久しぶりに聴くチェンバロの音色を生演奏で聴き、心に染みました.

 

どこまでも優しく語りかけてくれるような典雅な響き。
チェンバロを聴いていると、ヨーロッパの教会でバックに流れるオルガンの崇高な響きにいつも神々しいものを感じていたことを想い出します。
ピアノの祖先に当たる楽器で、16世紀に作られ,英語では「ハープシコード」,フランス語では「クラヴサン」とも 呼よばれてます。 チェンバロは,ピアノのような大きな音を出すことはできませんが、より繊細な音色をもっているのが特徴です。
学生時代の時からバロック音楽が好きでした。当時アルヒーフのドイツ版の輸入レコードを買ってきて、デンオンの大きなスピーカーで、午後の紅茶を嗜みながら、チェンバロの音色に浸ることが好きでした。


特に雨の日はしっとりとした空間の中でチェンバロの音が部屋中に響き渡り、甘美で幸せなひとときを過ごしたものでした。

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