お庭の林檎でタルトタタン

暖地林檎つがるという品種(暖かい地方でも栽培できるりんご)がやっと7年目にして実が付きました。

茅ヶ崎のような温暖な気候でも育つ林檎、実がなったなんて信じられません。

8個できて2個は鳥に食べられ、2個は落ちてしまいました。残るは4個。

4個の林檎で何が作れるかなあ。

そうだ。考えているうちに、「皮をむいても1kgはあるから・・・タルトタタンを作ろう」と。

大きい物と小さい物との不揃いですが、煮てしまえば形はわかりません。

そんなことで、キャラメルを作り、切った林檎を投入して1時間煮ていく。

ちょっと固めで紅玉というわけにはいきませんでしたが、酸味が少し足りなかったので、お庭のゆずを絞って少し加えました。

ぐつぐつと煮て、林檎がキャラメルにからみきつね色になってきました。

煮林檎をスポンジ型にぎゅうぎゅうと詰めてまたオーブンで焼きます。

しんなりとして、煮汁が出たら、冷まします。その上にパイ生地をのせます。

パイ生地に焼き色が付くまで40分タルトを焼きます。

オーブンから出して粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷まします。

よく固めて翌日ひっくり返したら、美味しそうなタルトタタンができあがりました。

庭で採れたりんご、自家製素材でお菓子をつくる。すべてハンドメイドなので満足感もひとしおです。

来年はもう少し林檎の実がなってくれれば、タルトタタンはもちろん、ノルマンディ風林檎のカトルカール、そして、絞って林檎ジュース ゆくゆくはシードル(笑)ができればいいなあ。(ターシャのようにはいきませんね)

でもお庭の林檎を使っての自家製タルトタタンは12月の年中行事にしたいなあ。

夢はふくらむばかりです。

 

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