もも(愛猫)ちゃんは高いところだ大好きだ。
でも最近はちょっと物足りなくて、
机の上でなくてもっともっと高~くみんなが見下ろせるくらいの所までのぼってみたいにゃ~。
と要求するように(本当?)なったので、お誕生日よりちょっと早いのだがキャットタワーを買ってあげたのだった。
「いつもひとりぼっちで、一緒に遊べる相手は、マコちゃんだけ。
でもマコちゃんはふーふー言って追いかけごっこをするのはしんどそう」と、ももが呟く。
今回購入したキャットタワーの高さは166cmだから私よりも高いところから見下ろせる。しかも、もふもふボールでパンチもできるし、付設の階段で、がりがり爪を研ぐこともできる。
今までは反対の立場だったけど、今度はももちゃんが、私たちを見下ろすことができるようになり、優越感にひたることができる。
そんなことで、モモちゃんが喜ぶ姿を見ることができるのを楽しみにしていた。
冒険好きなももちゃんにとって、このタワーは桃源郷になると思っていたのだ。
購入するやいなや、一生懸命タワーを組み立て、半日かけてやっと完成させた。
こんな感じを夢見ていたのであるが。。。
ところがである。
最初は恐る恐るこの物体を眺めて、ただただ傍観するだけ。
「何でこんなところに摩天楼のように高いタワーがあるんだろう」
「いつも走り回ってソファーのところまでいけたのに、じゃまだなあ」
↓ モモちゃんの居場所がなくなったと次第にふてくされてしまったのだ。
てっぺんまでモモちゃんが登って、
「わぁ~い、マコちゃんより高いよ~。すごい~。見てみて」
と嬉しそうな顔をするかな~と期待していたのに。。。
あまり見向きもしないので、ちょっとがっかりである。
でも何時か登る日が来るのかな~。もう少し待ってみよう。
このキャットタワーは底辺も広いし、高さもある。
ただのオブジェとして置くことはかっこが付かないのである。
人間の思うようにはなかなかいかないものですね。
「タワーを登ったり降りたりすると体にすごくいいんだよ。
モモちゃんも一緒にこれで運動しようよ」
モモちゃんは私に劣らずかなりぽっちゃりしてきたので、
「私はウオーキング、そしてモモちゃんはキャットタワーを5往復、一緒に毎日頑張ろうね」
そんなことで二人は誓い合ったのでした(笑)
この記事へのコメントはありません。