自家製オレンジでフレンチ風邪薬

スペインのバレンシア地方を訪れたとき、生のオレンジがたくさん入ったジュースマシーンがスーパーにあって、大中小と空のペットボトルが並んでいた。好きなサイズのペットボトルをとり、機械のボタンを押すと、搾りたてのオレンジ果汁が出てきた。これぞ100パーセントの生ジュースだと思って関心したものだ。

街路樹にもオレンジの樹もあったりしてたくさんの果実がなっている。さすがオレンジの産地だなあと。(しかしこれらのオレンジは苦くて生食には向いてないらしい)

そんなことで私もスペインのあのオレンジが日本でも食べたいと思ってバレンシアオレンジの苗を買ってきて10年前に植えた。しかし一向に花も咲かないし、もちろん実もつかない。やはり気候と風土が違うのかなと思って、5年前に日本でも育つ清美オレンジの苗を買って植えてみた。2年3年と経ち花芽は出るのだけど、オレンジの果実は育たない。そこで近くの造園業のおじさんにきいてみた。

「花芽をすべて鳥にたべられてしまっているんじゃないの」

花芽とは植物が将来花を咲かせるために形成する芽のことだ

そんなことで、花芽がついたら、すぐに網をかぶせることにした。

そしたらどうだろう。

おじさんの言うことを聞いて、網を掛けたら、鳥に食べられずに、見事に花芽が開花し、受粉し(清美オレンジは一本で結実する)小さな果実ができた。

今ではまるで夏みかんかなと思えるっほど大きくなった。

中身を切ってみると、本当にオレンジの果肉である。ジューシーで程よい酸味で

これはバレンシアオレンジに負けていない(笑)

毎日もぎ立てのオレンジが食べられるなんて感動の日々である。

1日1個ずつ、生ジュースにしたり、ワインに絞ったオレンジを入れてサングリア風にしたり、お料理にも使ったりしている。

今日は採りたてのオレンジを使ってホット赤ワインで温まろう。

フランスでは風邪をひいたら、ヴァンショーと言って、温かいワインにシナモン、クローブ、スターアニスなどのスパイス、フルーツ、蜂蜜などを加えて飲まれることが一般的だ。ワインにスパイスを加えることによって血管が拡張し芯から温まるとされている。またオレンジなどのフルーツでビタミンCもとれ風邪をひいたとき子供にも飲ませることこともあるほど(この場合アルコール分は飛ばす)冬の定番の民間療法として親しまれている。

作り方(二人分)

赤ワイン   200cc

水      100cc

オレンジ   1個

はちみつ   大2杯

クローブ    2個

シナモン    1本(粉末でもOK)

1)オレンジは2~3枚スライスして、残りの果肉は絞る。

2) 水にシナモン、クローブを加え沸騰したら弱火で2~3分火を入れる。

3)ワイン、オレンジの果汁を入れて、再度温める。

4)濾してオレンジスライスを添えて供する。

簡単なドリンクだけどほっこりと温まり私も風邪の初期症状の時に愛用しています。

 

●家庭菜園俱楽部のグループに参賀しました。

 

 

関連記事

  1. Bonne Annee 2026
  2. マダムゴベッティのミラベルのタルト
  3. マダムゴベッティと午後の紅茶
  4. フランスフェア  美味しそうなパンが一杯
  5. ノルマンディ(2)リンゴの種類にびっくり
  6. 北欧で見たダークチェリーパイを想い出して
  7. 旅する郷土料理(5)イタリア ポルペティのパスタ
  8. マントンの塩レモン

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。
PAGE TOP