
クラシックのことはよく知りませんが、バイオリンやチェロなどの弦楽器の音色が好きです。
15年くらい前にバイオリンを習ったのですが、覚えることが多くてハードルが高く、2年でギブアップしてしまいました。
小さい頃習っていたら、もっと入りやすかったでしょうが、なかなか弦楽器は簡単になじめるものではないことがわかりました。
それならば簡単に導入できるもので、ウクレレでもやってみようと思いたちました。
ジャズやボサノバの弾き語りもできると聞き、早速習い始めましたのですが。。。
ちょっとバイオリンの音色と違って、深みのある音がなかなかでず。。。またまた2年でギブアップ
そんなことで結局ピアノに戻ってしまいました。
しかしバイオリンやチェロ二も未練がありピアノでも弾けたらいいのになあ。と思っていたら、偶然「無伴奏チェロ組曲」が簡単にピアノで弾ける楽譜を見つけました。
チェロの曲なので、ピアノの音色とはちょっと違いますが、メロディは同じなのでなんとなく弾いていると自分でもうっとりします。
時間があったらシャコンヌなんかも弾いてみましょう。
ピアノでもチェロの曲が弾けるということがわかり、なんとなく音楽の世界が広がっていくような気がしました。
今は赤ワインを飲みながら、伝説のチェリスト パブロ・カザルスのCDを聞いています。
(すご~く古いけど名盤です)
⚫チェロ奏者 パブロカザレスの功績とは。。。
1890年、カザルスが13歳の時、スペイン バルセロナの古い楽譜店で、くちゃくちゃになって色あせた楽譜を偶然見つける。それがなんとバッハの「無伴奏チェロ組曲」だった。
その音楽は彼を魅了し、驚きの目を見張った。
彼は、魔術と神秘が秘められた楽譜をむさぼるように何度も弾く。その後12年間「無伴奏チェロ組曲」を弾き続け研鑽を重ねながら、25歳にして初めてコンサートで演奏をする。
それまで、ほとんど日の目を見ることのなかった無伴奏チェロ組曲だったが、カザルスの功績により世界に広がっていった。
これはチェロの「旧約聖書」とも呼ばれる組曲だが、その伝道師がチェリストのカザルスだったとは。
テンポやリズムが、まるで水が川の流れにそって緩やかに流れていく。
弾力性のあるリズムが深く艶やかなチェロの響きを醸し出している。
スペイン産の赤ワインを飲みながら、カザルスの無伴奏チェロ組曲の音色に浸る。
うっとりと心がうばわれ、酔わせてくれる。。。そんな素敵な時間が作れるのです。
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