ヨーロッパ歳時記

  1. エレーヌとプルーンのタルトを作る

    フランス東部アルザス地方では、初夏から10月上旬まで、プルーンが市場にたくさん出回ります。旬の時にたくさん市場で買うか、家庭でも至って育てやすいので、家のお庭から採ってきて、大きな鍋でぐつぐつと煮てジャムやコンポートにして瓶につめたりしています。秋晴れの美しいとき、アルザス地方コルマール…

  2. イースターのお楽しみ

    今年の復活祭(イースター)は31日の日曜日ですね。フランスでは、この日のためにに子供たちはイースターのたまご飾りの準備をすることで忙しい。アンヌマリーも一生懸命この日に間に合うように卵に(専用の)絵の具を塗っていました。今日はイースター。この日はゴベッ…

  3. KERMESSEフランスのプチ文化祭

    日本では、文化祭というと高校、大学が一般的ですが、フランスでは、幼稚園、小学校で催されます。卒業式というのは一般になくて、ケルメスは学年最後の行事にあたります。Kermesseの本来の意味は、慈善バザー,(北フランス、ベルギー、オランダ)では村祭り、定期市の祭りとなっていますが、フランスの子…

  4. パリジェンヌの好きなカフェ

    クリスチーヌはカフェが大好きだ。朝、カフェのテラス席に座って外の空気を吸いながら、カフェオーレを飲む。ここにいて陽の光を浴びるだけで、気分が晴れやかになるのだ。大学で友達と意見が合わなくてむしゃくしゃしている時やうまく論文が書けないときなど、ストレスがたまったときは部屋の中に…

  5. 節分はクレープde恵方巻き

    今日はクレープの本場ブルターニュ地方で生まれたガレット(そば粉がたくさん入ったクレープ)の粉を買ってきて塩味のガレットでクレープde恵方巻きを作りました。家庭でも本格的なレストランの味が味わえ、とても美味しいです。メイン:⚫サーモン・クリームチーズ・しそ⚫ホタ…

  6. クレープのお祭り シャンドルール

    フランスには、もう一つ一年の運勢を占うお祭りがあります。それは、 2月2日のシャンドルール(Chandeleurと呼ばれるキリスト教の祝日でろうそくの光の祭典を意味するラテン語)です。この日は家庭でクレープを焼いて食べるのが習慣です。街では、卵、牛乳などを入れて簡単にできるクレープの粉が売り…

  7. ガレットデロワ 王様バンザイ!

    クリスマスが終わって少し落ち着いたかなと思っていたら、カロリーヌから「ガレットパーティをしない?」とお呼びがかかった。つい最近クリスマスパーティがあったばかりなのに。。。私はいそいそと日本の梅酒を小脇に抱えて彼女のアパルトマンへと向かった。「ボンジョール。カロリーヌ」玄関のド…

  8. 映画 パリの子猫の物語

    「ルー、パリで生まれた猫」というフランス映画を見てきました。舞台はパリ。パリで暮らす10歳の少女クレムがパリの屋根裏部屋で見つけたのは、生まれたばかりのきじトラの子猫でした。母親と離れてしまった子猫がかわいそうでクレムは引き取ることにしたのです。両親はとても仲…

  9. 復活祭と子供たち

    今年の復活祭(イースター)は4月9日(日)です。ゴベッティ家のお庭では子供たちがはしゃぎながら飛び回っています。「マコ~。イースターエッグをたくさん見つけたよ。」そう。今日はイースター。この日は子供たちが教会に行っている間に、私がイースターエッグをお庭に隠すのが習慣と…

  10. フランスのバレンタインディー

    フランスは恋愛の盛んなの国であり、毎日がその魅惑にあふれているバレンタインデーといってもよいかもしれません。普段でもよく自宅でパーティを開くので、たくさんの人が来る時は未知の人々と知り合うことはよくあります。あえてバレンタインのような日を作らなくても男女が知り合うチャンスがいくらでも…

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