ヨーロッパ歳時記

  1. パリのキッチンで。。。

    パリに住んでいた時は、いろいろなアパートに移り住んだ。16区ヴィクトリユーゴー通り(凱旋門近く高級住宅地といえども実際には屋根裏部屋で昔女中部屋と言われていた最階上のアパート)8区ワシントン通り(シャンゼリゼ近くだが観光客が夜中うるさくて眠れなかった)13区ショワジー(中国人街近くで…

  2. イースターの発酵パン コロンバ

    フランスでは、イースターというと卵、ウサギ、雌鶏、鐘の形をしたチョコレートやパン菓子が一般的ですが、イタリアでも同様に卵やうさぎなどのお菓子、その他にコロンバという鳩の形をしたパンが店頭に並びます。これはイースターの復活の象徴で平和のシンボルとされる鳩の形をシンボルにしているそうです。…

  3. ゴベッティ家のイースター

    「マコ~。イースターエッグをたくさん見つけたよ。」そう。今日はイースター。この日は子供たちが教会に行っている間に、私がイースターエッグをお庭に隠すのが習慣となっていた。教会から帰ってきた子供たちはゴベッティ家のお庭に向かって一目散に走り出し、隠してあった卵を探し回った。お…

  4. トルティーヤde 恵方巻き

    フランスのクレープのお祭りを前回は書きましたが、日本でも同じような時期に恵方巻きを食べますね。1月の運勢占いが終わったかと思った頃、また今年の運勢を祈るものです。いつでも人間が願うことは万国共通しているのでしょうね。今年は恵方巻きの代わりに、トルティ-ヤ(メキシコの薄いパン)…

  5. クレープのお祭り  シャンドルール

    フランスには、もう一つ一年の運勢を占うお祭りがあります。それは、 2月2日のシャンドルール(Chandeleurと呼ばれるキリスト教の祝日で,ろうそくの光の祭典を意味するラテン語)です。この日は家庭でクレープを焼いて食べるのが習慣です。街では、卵、牛乳などを入れて簡単にできるクレープの粉が売…

  6. カロリーヌとガレットデロワ

    「まこ。お正月があけたら、一度家に遊びに来ない?」カロリーヌはブザンソン大学の図書館で知り合った文学部の修士課程を準備中の学生だ。図書館ではよく隣の席で勉強し、私にもフランス語のジョークなどを教えてくれた面白い女の子である。クリスマスが終わって、少し静かになったかなと思っていたが、カ…

  7. 留学時代のお友達とメリクリ♥

    今日は、フランス留学時代のお友達とプチクリスマス会。気心知れた昔のメンバーなので、たわいのない会話で盛り上がります。そんな今日のクリスマスイブのメニューは,フランスの地方の田舎料理で。オードブルはカナッペのアソート。生ハムとカマンベール。サーモンムースといくら。アボカド+まぐ…

  8. マナラ 子供たちが待ちかねるクリスマスのお菓子

    ドイツやスイスの国境近くにアルザス地方があります。第一次大戦、第二次大戦とドイツになったりフランスになったりしたので、独自の文化を育んでいる地方です。この地方には12月に入ると子供たちが楽しみにしているおやつがあります。それがマナラなのです。12月6日の前夜に子供たちは長い靴下を枕元にか…

  9. ベリーとホワイトチョコのケークでクリスマスパーティ

    子供の誕生日が来たかと思うと、クリスマスパーティ、忘年会、シルベスター(大晦日)とイベントが続きます。そんなことで12月は大忙し。今日は待ちに待ったクリスマスパーティです。私は朝からお料理スタートです。オードブルのカナッペ三種類。メインは茄子とトマトのプロヴァンス地方の田舎風グラ…

  10. イースターのお祝いにコロンバ

    復活祭(イースター)はクリスマスと同様、一年で一番大事な祝日です。十字架にかけられてなくなったキリストが復活したことを記念した日です。フランスでは、イースターというと卵、ウサギ、雌鶏、鐘の形をしたチョコレートやパン菓子が一般的ですが、イタリアでも同様ですがその他にコロ…

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