旅する郷土料理・菓子 ヨーロッパ編

  1. マントンの塩レモン

    「わー。レモンのシロップ?」フランス南部マントンのビストロに入った時のことだった。オープンキッチンの上方にワイングラスが並べられその下には、ずらっとレモンの瓶詰めが置かれていた。レモンの名産地で有名なマントンのことなので、砂糖漬けにしたレモンシロップかと思っていた。と…

  2. サボア地方のグラタン

    「うわー。美味しそうなグラタン!」マカロニグラタンは日本でアレンジされたものかと思っていたら、そんなことはなかった。サボア地方のレストランで注文したグラタンにペンネリガーテ(パスタ)の入ったお料理がでてきた。グラタンと言っても大きな長方形の耐熱皿に黄金色に焼き色がついたグラタンがこん…

  3. ノルマンディー地方の林檎のタルト

    フランスのカフェは至る所にありますが、やはりコーヒーや紅茶、ティザンヌ(ハーブティ)などのドリンクが中心です。ちょっと友達とスイーツやキッシュなどを食べながらコーヒーを飲むときは「サロン・ド・テ」に行きます。&nbs…

  4. フランスフェア  美味しそうなパンが一杯

    ドンク(DONQ)では今フランスフェアー開催しています。パリの街角で見かけたようなパンが一杯。とっても美味しそうなので、一杯買ってしまいました。⚫パンドアリゴアリゴというのは、フランス中南部のオーヴェルニュ地方の郷土料理。ピューレー状にしたじゃがいもに、溶けた…

  5. アンヌ祖母ちゃんの人参のポタージュ

    ブザンソン大学時代、アパルトマンで一緒に同居していた友人モニックは、酪農家出身であった。彼女の実家はフランス東部アヌシーから30分ほどのエクス・レ・バンにあった。小さなポンコツワーゲンで彼女が実家に案内してくれ、その時に始めて食べたのがこのポタージュクレシー(人参)だった。(モニック…

  6. 南仏パエラdeモモの節句

    「さあ。みんなでパエラを食べましょう。」パエラというのはなんか聞き慣れない名前であった。パリのサンジェルマンの小さなアパートに住んでいた時、大家さんであるガバノン夫人は南仏に別荘を所有していた。「もしよかったら春に遊びに来なさい。パリとちがって時間はゆっく…

  7. フランシュコンテ地方のグラタン

    「美味しそうなにお~い。」ゴベッティ家の玄関の扉を開けると、ぷ~とこんがりと焼けたチーズの香りがした。「寒かったでしょう。早くお入りなさい」手袋をとってリビング入ると、オーブンから出したばかりのこんがりきつね色になったグラタンが机の上にのっていた。私が住んでいたフランスのブザンソンと…

  8. 紅茶とマロンクリームのトライフル

    パリのレンヌ通り近くのフェランディという調理師学校に通っていた時,クラスにイギリス人のドロティという女の子がいた。私がオードブルを選考したときに、彼女と一緒に作業していくグループになった。ドロティはとても上品でいかにもイギリスの上流階級のお嬢様という感じがした。何回か一緒に作業をするよう…

  9. ボージョレ地方(8)で食べたお母さんの味 ブッフブルギニオン

    バカンスでかなりお金を費やした私はブザンソン大学の新学期が始まるまでに少しお小遣いをためたかった。大学のCROUS(政府学生支援機構)の掲示板にいろいろなアルバイト情報が張ってあったが、そこで小さな新聞の広告記事を見つけた。2週間、住居、3食事付き、1日6000円というワインを醸造するための葡萄…

  10. 旅する郷土菓子(7)アルザス地方 さくらんぼのサンドクーヘン

    エレーナはアルザス地方出身の文学部の学生です。彼女はブザンソン大学でアジア文化史を勉強していました。校内で日本文化祭が行われ、私は抹茶ケーキを担当し・・・そんな日仏親善を深めていたときに、彼女に作り方を教えてあげたのがきっかけでエレーナとは知り合いになりました。日本のお菓子を教えたのと引き替えに彼女…

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