ドイツのお祖母ちゃんはジャムを作るのがとてもうまい。
旬の果物をふんだんに使ってジャムを作る。そして地下室のカーブにたくさん保存しておく。
だから、一年を通して様々な手作りジャムが常に食べられるである。
特にこの時期には、プルーンとルバーブが市場にたくさん出回る。旬の時にたくさん市場で買うか、家庭でも至って育てやすいので、家のお庭から採ってきて、大きな鍋でぐつぐつと煮て瓶につめたりしている。
寒くて長いドイツの冬。野菜や果物は冬の時期に高騰するので、そのための備えとして保存食作りがすごく盛んなのである。
地下室にはずらっと果物のジャムやコンポート、そして野菜の酢漬けなどが並んでいる。寒い冬になると、これらを使って色々な料理にアレンジできるのでとっても重宝である。
私がお菓子の修行でドイツ ニュルンベルグに行ったときです。
下宿先のヴィペルンさんがお庭で採れるプルーンやルバーブを使ってよくお菓子を焼いてくれました。
パウンドケーキの中にプルーンのコンポートを練り込んだり、生のままタルト生地の上にのせた zwetschgen kuchenなど
。。。ドイツの家庭では定番のスイーツです。
それがなんともいえず素朴で美味しいのです。
日本ではプルーンが出回るのはほんの短い間ですが。。。
今年もいろいろなジャムを作りましたが、プルーンのコンポートで締めくくりです。
長野県産プルーンを半分に割って種を取り、3時間ほどてんさい糖につけておきました。
水分が出てきたところで、30分ぐらいレモンの果汁も加えて鍋で煮たらもうできあがり。
今日は、タルトは作りませんでしたが、簡単にはちみつ&ヨーグルトにプルーンのコンポートをのせてできあがり。
新鮮なプルーンなので、これだけでもとっても美味しい。
果物のジャムは旬の時にフルーツを買って、やっぱり自家製が一番美味しいな。。。とつくづく感じた一日でした。
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