魚貝のエスカベッシュ バスク風

今日はスーパーに行ったら美味しそうなアジがあったので、買ってきて三枚におろしエスカベッシュを作りました。

エスカベッシュとは、魚を揚げて、マリネをしたお料理ですが、主に地中海地方でよく食べられます。

魚貝(ここではアジとホタテ貝)を片栗粉をまぶし揚げ、人参、玉ねぎなどのスライスした野菜と共に、ワインヴィネガー、水、きび砂糖、鷹の爪を混ぜたマリナードに魚と野菜をつけて冷蔵庫で冷やします。

この魚料理はアジの南蛮漬けにちょっと似ているかもしれません。日本のアジの南蛮漬けも元をたどればポルトガルやスペインの料理だったようです。室町時代から江戸時代にかけて、これらの諸国は「南蛮」と呼ばれて「エスカベッシュ」という料理があり、揚げた小魚を酢漬けにしたタパスのことでした。これが南蛮貿易によって日本に伝来したため、「南蛮漬け」との名がつけられたようです。

スペインのバルでは日本人の口に合った魚貝タパスが結構ありますよね。

冷蔵庫に冷やして少しねかしてから食べるので、冷たくて今の暑い季節にはぴったりの魚料理です。

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