プロヴァンス村の畑からの贈り物

日本のミルティーユ?ブルーベリー

ブルーベリーに似た果実がフランスにもあって、ミルティーユ(Myrtille)といわれ少し小粒ですが山を歩いていると、結構見かける果実です。日本のブルーベリーはヨーロッパではビルベリーと呼ばれるものに近いような気がします。フランスのミルティーユはよく空焼きにしたタルトの上にぎっしりと詰めてナッパージュ(ジャム)で表面に照りをつけたり、果肉を煮詰めてジャムにして食べたりしています。茅ヶ崎に来て一番先に植えたのがブルーベリーでした。耐暑性にも優れて育てやすいラビットアイ系のホームベルという品種を選び一本では交配しないので他品種を加え、毎年ピーとモスを加えていました。今ではほとんど手を加えなくても結実するようになりました。一度にたくさんできてくれるといいのですが、毎日10粒位、健康のために食べるか砂糖を加えてさっと煮てヨーグルトなどのソースに添えて食べています。

フロマージュブランとブルーベリー

ヨーグルトでもよいのですがあえてフロマージュブランとブルーベリーを使いました。フロマージュブランはフレッシュタイプのもの。モッツァレラやマスカルポーネもこの種類のものです。ミルクにレンネット(凝乳酵素)をいれて牛乳の脂肪分を凝固させただけのものですが、水分をとると白い塊ができます。熟成させてないのでチーズのようなきついにおいもなくヨーグルトより酸味が弱いのが特徴です。ヨーグルトは牛乳に乳酸菌を加えて発酵させたものなので少し酸味が強いですね。このフロマージュブランに粉糖を入れてミックスし、コンフィチュールをかけると最高です。特にブルーベリーとは相性がよくフランスの子供達もよくおやつに食べています。庭のブルーベリーは砂を入れさっと煮て形がくずれないうちに火から下ろしたもの。やっぱり夏は暑いので手間のかからないシンプルで美味しいおやつが一番ですね。

我が家のプチ野菜畑からのキュウリ

きゅうりは毎日2本ぐらいなってくれるので食卓には色々なサラダが並びます。でもちょっとでも目を離すと巨大なズッキーニのようになってしまうので、毎朝注意してみてないといけません。

ペンネとキノコのゴルゴンゾーラソース合え

畑からのキュウリを使って、ペンネとキノコをゴルゴンゾーラのクリームであえたサラダです。

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