今年も恒例の箱根「Art and Spa」同窓会を開催したのでした。
何度も箱根に行っているので、ポイントを絞って、美術館と温泉をセットで企画し、恒例イベントにしようということになりました。
今回は「彫刻の森美術館」と「箱根湯寮」
のんびりと時間の許す限りゆっくり過ごしても日帰りできる範囲内での旅程です。
★彫刻の森
彫刻の森は以前にも2回ほど行ったことがありますが、美術館は何年か経ってから行くとまた新たな感動があるもので、何度行ってもよいものです。
広大な敷地内にポツンポツンと彫刻が展示されています。野外美術館なので緑豊かな庭園での散策もかねて、120点もの彫刻の名作が展示されているのでのびのびと見学ができます。
⚫嘆きの天使 クロード・ラランヌ (フランス 1925-2019)
水面に映った自分の姿に恋をして水仙の花に生まれ変わったという、ギリシャ神話の青年ナルシスのように、水面に頬をよせる天使。かなわぬ恋を嘆きながらも、その顔はどこか微笑んでいるようにも見えます。
⚫神の手 ミレス
そそり立つ台座の上で人もペガサスも思いきり体を伸ばし、さらに高く飛翔しようとする《神の手》は、《宇宙》とも名づけられ、ミレス晩年の代表作であります。天空を背景にシルエットとして見るように作られ、宗教と天文学を基底とし、宇宙の真理への探求を渇望する人間を表現しています。
⚫ピカソ美術館
ピカソ美術館は彫刻の森の中でも特に圧巻です。
ピカソの娘から購入したとされる陶器を中心に彫刻、絵画、版画、金のオブジェなど
多彩な技法で作られた作品を見ることができます。
⚫「幸せをよぶシンフォニー彫刻」では鮮やかなステンドグラスが塔の中に組み込まれていてとても幻想的な空間です。
そして、館内のビュッフェで食事をしました。
★箱根湯寮へ。
古民家風の隠れ家のようなたたずまいの中に見晴らし湯や岩風呂、信楽風呂などの露天風呂があります。
露天から眺める森の景色はとても風情があります。
何度でも来てみたい温泉の1つであります。
そんなことで、付設の食事処「囲炉裏茶寮 八里」にて、想い出ばなしで盛り上がり。。。
湯上がりの一杯のビールは格別の味でした。
「みなさ~ん。今年一年(まだ終わってないが)お疲れさま~でした」
都会の喧噪を離れて、そして癒やしのおもてなしに本当に心が安まる一時を満喫したのでした。
帰りは夜空の星が見える時間になってしまいましたが、小学、中学校の同級生と共に素晴らしい日帰り温泉旅物語ができあがりました。
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