ミディピレネー地方(南西部)カスレー

南仏でも、南東と南西にわかれますが、今回はミディピレネー地方(南西部)のお料理を作りたいと思います。

カスレーは、フランス南西部の町、カステルノダリー、トゥールーズ、カルカッソンヌでそれぞれ独自の進化を遂げた肉料理です。その発祥は、600年ほど前のフランスの百年戦争時とも言われるほど古いもの。町ごとに使う材料や作り方は異なりますが、白インゲン豆をたっぷり入れて数種類の肉類、香味野菜やトマトペーストなどと合わせたものをオーブンで焼くというお料理です。今回は白インゲン豆と本来ならば鵞鳥、羊肉などをメインとして使うところを、豚のかたまり肉を使っていきます。

クレームカタラーヌ(Creme Catalane)は、スペインのカタロニア地方のお菓子で、クレームブリュレの原型とも言われています。スペインとの国境の近いミディピレネー地方は昔からカタロニア地方の影響を受けていました。そんなことで、今回はクレームカタラーヌのアパレイユの下に本来は敷かないのですが、カラメルを流してそして表面は焦がさないで、オーブンで焼黄色をつける方法で作っていきたいと思います。

5月24日(水)13:30~

みんなで、午後のティータイムの一時を、ミディピレネー地方の田舎料理を食べながら、くつろぎましょう。

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