
フランスでは夏のバカンスに旅行に出かける人も多いが、田舎の別荘で過ごす人も多い。別荘といっても日本人が軽井沢や那須に豪華な別荘を所有するという感じのものではなく、親の代から譲り受けた田舎の普通の古民家(セカンドハウス)のようなものである。
別荘は、主に富裕層が休暇やレジャー目的で利用されるのに対し、セカンドハウスは、一般に中産階級以上の人が日常生活の延長として、週末や長期休暇に利用される古民家である場合が多い。
今回もサンディーヌのお祖父ちゃんが施設に入ったので、空き家になっていたセカンドハウスをみんなで利用しようというもの。
サントアヴォルドというドイツ国境に近い所で親戚や友人25人を集めてのパーティーだった。25人も集まるわけだから、招待する方も大変だ。
周りには緑がたくさんあって、都会とはちがって静かで落ち着ける場所だ。
(写真はみんなでじゃがいもをむいてサラダを作っている)
タント・トルーディはよくパーティー料理を作るが、今回は人数が多いので、みんなでお料理を作ってお皿に盛り付けることになった。
南仏風サラダ、ラタトゥイユ、グリルで焼くはらみのステーキ、そしてタントトルーディの作るファーブルトンは格別だ。
彼らはパーティになれているのでみんな料理も上手だし、美味しいものばかり。
そして食べたり飲んだりするのだが、人数が多いときは宿泊できるほどのベット数がない。そこで大きな庭にテントを張って、草むらの上で野宿できるようになっていた。どんなに夜中まで騒いでも、全員が泊まれるから次の日のことを考えなくても安心だ
ギターを弾きながらみんなで歌ったり、踊ったり。ワインを片手に、映画、音楽、政治、モード・・・いろいろな話題にたえないフランス人。討論付きの彼らは夜中の3時頃まで、大声で騒いだり、ギターを弾いたり・・・ワインにほろ酔いながら~
ゆっくりと楽しい時間が流れていった。
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