ポタジェ 喜びの季節

ポタジェとは家庭菜園を意味するフランス語で、野菜、果物、ハーブ、草花などをお庭で育て、観賞用として見ても美しく、収穫しても美味しく食べられると言う意味で現在は使われています。

パリの郊外に行くとこのポタジェをして、野菜や果実を育てている人がとても多いのです。

サラゴン修道院(南フランス)

語源は中世の修道院で自給自足の生活を送っていた修道士が食用になる野菜や果実を育て、それでポタージュを作ったり、ジャムを作ったりして食事を提供したことからポタジェという名がつけられました。

また修道院のお庭で栽培することによってそれらを眺め、心が癒やされる安らぎのお庭という意味合いもあったのだとか。

自然と共に生きる、土に触れる喜び、単純だけど、土を耕すことから始まり、野菜、果実を摘み取るまでの工程を続けることによって日々が充実し、心も静けさを取り戻し、修道院での人々の癒やしの原点になっていたようです。

南フランスのエクスアンプロヴァンスを少し北上したところにサラゴン修道院をがあります。

むらさき色のラベンダーの丘陵に囲まれ、中世の庭園や薬草園などが再現されていて、みているだけで一日をすごせ、とても静謐な気持ちになれました。

最近は爽やかな晴天の日々が続くので、家でもお庭を開放しポタジェを始めました。

まずは雑草むしりから始め~土づくり~苗作りを3日間かけて、やっと終わらせる。

以前フランス野菜のアーティチョークやエンダイブなども育てましたが、美味しく食べられるように育てるのは至難の業でした。

そんなことで今年は毎日サラダにして食べられる簡単なものを選びました。

(スイートトマト)

様々な野菜の成長を観察するのはとても面白いものです。

(ブロッキーニ)スティックタイプのブロッコリー

毎年自生してくれるスペアミントはありがたいです。

春の到来と共に、お庭は明るく開放的に。

少しずつでも美味しく育ってくれることを祈りつつ。。。

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