
今年は小さな野菜畑にイタリアの野菜であるスピガリエッロを育てました。
スピガリエッロは茎ブロッコリーの一つで茎まで甘くてやわらかいのが特徴です。
ちょっと見た目は菜の花のような感じで、アブラナ科の野菜です。
イタリアのナポリ地方ではポピュラーな野菜で、パスタやピザなどによく使われています。
レストランでも旬の時は、ペペロンチーノなどにたくさん入っていて、食感がとても美味しかったことを思い出します。
一般的なブロッコリーは先端にできる大きなつぼみを摘みますが、スピガリエッロは次々と出てくるわき芽のつぼみを収穫します。つぼみがつく茎もやわらかく、アスパラガスのような食感と風味を味わうことができます。
茎の部分はシコッとした食感で甘みが強くて、青臭さが全然なく家庭菜園でもとても育てやすい野菜です。
今日はこの茎ブロッコリーと、ツナ風味のマヨネーズ和え、新ジャガとハムをにんにくとアンチョビをガツンときかせた炒めものを作りました。
どちらのレシピもビールやワインにあいます。爽やかなグリーンのが見た目もよく、味もどちらかというとアスパラに似ていますが、でもブロッコリーの味もするという茎ブロッコリー スピガリエッロのレシピです。
●スピガリエッロのツナマヨネーズ仕立て
茎ブロッコリー
ツナ
マヨネーズ
しそ
たまねぎ(みじん切り)
1)沸騰した湯の中に茎ブロッコリーを入れて2分ゆでる。
2)玉ねぎをみじん切りにして、よく絞る。
3)マヨネーズの中に刻んだしそ、玉ねぎ、ツナを入れて、お酢で堅さを調整する。
4)茎ブロッコリーの上にかけて供する。
●スピガリエッロと新じゃがのアンチョビソース仕立て
茎ブロッコリー
メークイン
ベーコン
オリーブ
にんにく(薄くスライス)
アンチョビ
1)じゃがいもはレンジで5分チンしておく。拍子切りに切る。
2)茎ブロッコリーは沸騰したお湯で2分茹でる。
3)フライパンの中にオリーブを入れ、刻んだニンニク、アンチョビ、ベーコンを炒め、その中に茎ブロッコリー、メークインを加えてさっと炒める。
さあ、今宵はスピガリエッロ 2品をおつまみにして、イタリアのシチリア産のマルサラ酒でも飲んでアペロを楽しみましょう。
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