1月7日の緊急事態宣言でStay homeますますおうち時間が長くなってきましたね。
私の職場のあるテラスモール湘南も、週末の賑わいはいつもの半分くらいでしょうか。
ゆるい宣言とはいっても、その効果は少しずつ出てくるのかもしれませんね。
これからの1か月間は、「おうちカフェ」や「おうちビストロ」でスイーツやお料理などを作って、充実した日々を過ごしたいと思います。
今日は、想い出のお菓子でもあるタルトタタンを作りました。
私は、高校時代に第二外国語でフランス語を選択しました。その時の担当の先生がラシェーズ先生でした。彼女の存在がなかったら私のフランス留学ということは考えられなかったでしょう。
とってもユニークな先生で、「いつもフランスの文法ばかりでは面白くないので、お菓子のお話もしましょう。」と言って、彼女の四谷のマンションに私たち生徒をよんでくれたことが始まりです。
ラシェーズ先生はぶきっちょながらもアツアツのタルトを作って、私たちにふるまってくれました。
形は不揃いでしたが、酸味とシナモンのマリアージュが本当にマッチしていて今までに食べたことがないほっこりとした林檎のパイでした。
今日はそんな想い出のタルトタタンを再現してみました。今ではあまり市場では見受けられなくなりましたが、酸味と甘みのコントラストが絶妙な紅玉の品種の林檎を使うことがおすすめです。
型にはキャラメル風味に焼き上げた林檎を一段に、ぎゅうぎゅうに敷き詰めることがポイントです。出来上がりに、シナモンをふりかけ、生クリームをたっぷり添えてます。
そんな運命的な出会いを導いてくれたラシェーズ先生のタルトタタン。
今日はミルクティーと共に、あの頃のことを懐かしみながら、甘酸っぱくて本当に美味しいタルトタタンを、生クリームをたっぷりつけて午後のおうち時間をすごしまtた。
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