フランスのバレンタイン

もうすぐバレンタインデーがやってきますね。

バレンタインのあり方がフランスと日本ではかなり違うように見受けられます。

まずバレンタインにチョコレートを送る人はあまりいません。

クリスマスにチョコレートをプレゼントする人が多いので、またイースター(復活祭)もたくさんチョコレートを食べるので、この時期にはチョコレートはあまり人気がありません。

義理チョコなどというのもありません。

それ以外の心のこもったものをプレゼントとして贈っています。

バレンタインは「恋人たち」や「愛し合う夫婦」というカップルが二人で祝う「恋人たちのお祭り」(la Fête des Amoureux )の日です。

パリジェンヌたちは普段でもよく自宅でパーティを開くので、たくさんの人が来る時は未知の人々と知り合うことがよくあります。
街中のカフェでゆっくりお茶を飲んでいると声をかけられたり。。。

男女が知り合うチャンスがいくらでもあるのですぐに恋愛に発展してカップルができやすい。というのもお国柄でしょう。

さすがはアムール(amour / 愛)の国ですね。

この日は二人で食事をしたり、コンサートにいったり、祝日がバレンタインデーになるのであれば近郊へ小旅行したり・・・

バレンタインデーの日の夜のレストランはカップルで一杯です。

普段は乳幼児の世話に明け暮れているママでも、この日のために子供はベビーシッターへ任せて夜の外出を楽しみます。

日本では夜に乳幼児をシッターさんに預けて食事に行くと言う事は滅多にない事です。

しかしフランスでは8時以降外出するカップルが多く(日常の夕食は8時頃から)この日は特別にママもドレスアップして外食します。子供達も慣れているので両親が外出しても泣きじゃくる様な子は滅多にいません。

だからフランスの2月14日のディナーでは、レストランが予約で一杯です。

プレゼントはランチやディナーのタイミングに渡すこともあるようです。。。。

形式的な贈り物というより、心のこもった、本当に好きな物を、男女問わず、男性が女性に、女性が男性に・・・もちろんジェンダーの人も。

愛の形というのは様々なようです。

例えばバラの花束やその人がワイン通だったら、こだわりのワインを。本が好きだったら、彼の好きなジャンルの本を。

面白いものではサプライズで、はでな下着などのプレゼントもよくあるようです。

フランスの「恋人たちのお祭り」は愛するもの同士の素敵な習慣ですね♡

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