朝一番のハーブティ

朝早く起きて、一番にすることは、パリののみの市で買ったポットでお湯を沸かすことだ。

沸騰するまで時間があるので、愛猫ももにご飯をあげる。自生するミントを庭から摘んでくる。

ティーポットでお湯を沸かす。中に生ミントをたくさん入れる。

これは朝のルーチンなのだが、ミントティは爽快感があり眠かった目を覚ましてくれる。

今日一日の体のためにミントティで自律神経を整え、リラックスする。

一日の日程を立てるのもこの時だ。

昨日のことはリセットして新たな1日を新鮮な気持ちで迎える。

 

 

フランスにいた時、同居していたモニックが朝一番にベランダのベルべーヌ(レモンバーベナ)を摘み取ってきて白湯で煎じてのんでいた。ハーブティはフランス人には欠かせない飲み物である。

そんな習慣を今頃になって思い出し、実践している。

1)沸騰したお湯の入ったポットにたくさんの生ミントと少量の緑茶(紅茶でも可)を入れる。

2)一分間弱火で煮立たせる。

3)茶漉しでこしてカップに入れる。

パリジェンヌに親しまれているティザンヌの種類は実に豊富だが、中でもポピュラーなのはリラックス効果のあるカモミールやヴェルヴェーヌ(レモンバーベナ)、消化を助けるミント、アンチストレスに効くラベンダーなどだ。

これらは一般家庭の庭でも栽培され、ハーブを乾燥させて保存瓶に入れて地下室によくストックされている。

効用の異なるティザンヌを何種類かミックスしたり、あまり口に合わない香草で飲みにくい場合にはフレーバーティーを加えてマイルドにして常用している。ダイエットやデトックスに効果があるティザンヌは、特にフランスの若者の間で今でも大人気だ。

ハーブを飲み始めたのも、早朝まだ5時くらいに愛猫ももに起こされるからだ。

ガリガリと戸をひっかき「開けて~ マコちゃん 早く起きにゃ~」とうるさいのである。

せっかくよい夢を見ていたのに。。。眠い目をこすりながら起きてくる。

以前は、一緒にベッドで寝ていたのだが、長毛種(ペルシャ)なので、翌日の朝はシーツが毛だらけになってしまうので、リビングで寝かせることにした。

今頃になると窓を開けると空がすでに明るい。

冬は朝日が昇るのが遅いので、モモもゆっくり起きてくるのだが、このところ晴天が続き、起こされる時間が早くなった。

早朝5時に起きて。。。何をしよう。

そんな思いから、ハーブティを眠気覚ましに飲むようになった。

さあ、今日もまた、ミントティを飲んで、新しい一日をがんばってすごしましょう。

◆豆知識

★ミントはヨーロッパ原産のシソ科ハッカ属多年草です。有効成分のメントールは解熱、発汗、健胃等の目的や鎮静効果があり精神的な緊張を和らげイライラを沈め、アロマエッセンスでは不眠症、不安神経症を解消したりして心身をリラックスしてくれます。

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