庭のたわわになった柚の木から果実をひとつずつもぎとるは恒例の秋の仕事だ。
今年も少なくとも100個くらいは収穫できそうだ。
今まではゆずシロップやゆずジンジャーなどを作っていたが今年は
●塩ゆず(ゆずと岩塩を交互に入れたもの)
●スパイス風味(カルダモン、シナモン、クローブ)の柚ハニーシロップの二種類を作った。
ゆずを細かくスライスして、ひたひたになるくらい水を浸し、蜂蜜と黒糖を同量入れて煮る。沸騰したらカルダモン、シナモン、クローブを入れて軽く煮る。煮沸した瓶の中に果肉と果汁を加え、最期にシナモンスティックを加えてできあがり。
次の日から飲めるが一週間くらい置くと一層香りが高くなる。
これを、炭酸とブランディで割ると高級ホテルのバーかなんかで飲んでいるような繊細で奥の深い味わいのするカクテルができあがる。
また昔南仏マントンでは塩レモンとローズマリーを漬けたものを買ったことがあるが、今日はこれをレモンでなくてゆずでやってみた。塩はゆずの10パーセント入れ、塩とゆずを交互に入れローズマリーを加え10日位おいておくと少しずつゆずの汁がでてくる。
ゆずはいろいろなものに応用できるが庭で実った大量のゆずをいっぺんに消費するのはそんなに簡単なことではない。そこで毎年保存食やお風呂に入れてゆず湯として活用している。
ゆずにはビタミンC・P・A・Dが含まれていて、特に皮に含まれるビタミンCは、レモンの3~4倍もあり、クエン酸・酒石酸・りんご酸などの有機酸も豊富に含まれている。 ゆずの美肌効果と疲労回復に効果が期待ができるので、今ではゆずを毎日飲むように心がけています。
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